Eコマースで販売手数料・販促費が重かったが、再建の可能性を探りつつ、最終的に法的整理を選択した事例
業種:ネット卸売業
負債総額:約2000万円
債権者数:約10社程度
ご依頼の背景
アパレルのEコマース事業を主軸に展開していたものの、Eコマースに付随する課題である販売手数料や販促費の負担が多く、営業利益の確保に難儀していた。経費削減などを行いつつ、事業再建の試行錯誤をしたものの、仮に、再生スキームを選択した場合の今後の支払い負担を考えた場合、法的整理(破産)を選択すべきであったことから、一定期間後に破産手続(法人・個人)を行って再建に歩みだした。
担当弁護士の所感
ご相談の時点で、事業再建を図れるか、一端整理をすべきか、悩まれているご相談者はもちろん数多くおられます。両者のメリット・デメリットもきちんとご理解いただき、再建の可能性を探りつつ、ある段階で、法的清算をご決断なさった事例でした。検討期間は決して無駄ではなく、今後の事業展開のノウハウとしても生かせることもあります。各会社・各社長様に最適なプランを選ぶことが非常に大事です。
このような意味でも、ご相談のタイミングが非常に重要で、早期相談が重要です。弁護士への相談自体にはリスクは特にありませんので、ご遠慮なくご相談ください。
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